就活証明写真の背景は何色にすべき?撮影前に知りたいおすすめ3色

「就活に使う証明写真の背景は何色がいい?」
「業界によって好印象な背景色ってあるの?」
就活が本格化する前に事前に用意しておきたい就活用の証明写真。その証明写真で重要な要素の1つである背景色についてもあらかじめ知っておくことが大切です。
そこで、今回の記事では、就活写真のおすすめ背景色や好印象に写るコツ、おすすめの写真スタジオについて紹介していきます。
目次
就活写真の背景色は青・白・グレーがおすすめ
【全業界志望者におすすめ】青・白・グレー
就活用の写真の背景色は、業界を問わず青・白・グレーがおすすめです。
背景色としては無難な色ですが、どんな業界でも、変に目立ったり悪い印象にならない色のため安心して使えるでしょう。
ある企業の採用担当者(金融業界)の方の意見として実際にこんな意見があります。
- 証明写真は本人確認のためにあるもの
- 証明写真では個性は特に必要ない
- 個性など人それぞれの良さは面接で確認する
これはどこの業界でも基本共通認識としてあり、無難な背景色でも問題ないのです。
実際に2019卒の学生にも個別でアンケートを取ったところ、金融業界とIT業界志望のAさんは青の背景で、マスコミ記者業界志望のBさんとCさんはそれぞれ白、青の背景で、不動産業界志望のDさんはグレーの背景色を使用していました。
青のほうが金融業界では人事受けがいいというようなことや、白のほうがマスコミ業界では人事受けがいいというようなこともなくこの3色であればどの色を採用しても問題ないと言えます。
参考までにそれぞれの背景色ごとの事例を紹介します。
【背景色(1)】青色(ブルー)
背景色を青色にすることのメリットとしては、清潔感を出せて顔をはっきり見えることが挙げられます。
背景と顔との境界線がはっきりわかるため、顔をはっきり見せる効果があります。デメリットは特にありません。
【背景色(2)】白色(ホワイト)
白色の背景色は、証明写真の色としてはオーソドックスなものです。
証明写真を撮影することができる写真館や写真スタジオ、街中にあるスピード写真でも選ぶことができる色です。
【背景色(3)】グレー(灰色)
灰色もオーソドックスな色と言えるでしょう。
メリットとしては落ち着きのある印象を与えるという効果があります。その一方でデメリットとしては、人によって雰囲気が合わない人もいるので注意が必要です。
【避けた方がいい】オレンジ、ピンク、ブラウン、濃いグラデーション
基本的にはオレンジやピンクや濃いグラデーションは避けましょう。特に以下のような業界の人は避けることを強くおすすめします。
- 金融業界
- 商社業界
- IT・通信業界
- 不動産業界
- マスコミ業界
一部、証明写真機や写真館の背景色プランが元からオレンジやピンクや濃いグラデーションのような色に設定されていることもありますので、そのような写真機、写真館は就活においては避けたほうがいいでしょう。
証明写真の本来の目的は本人確認。基本は目の前にいる人が応募してきた人と同じであるかといったことに使われます。
そんな時に背景色が個性的であったり、グラデーションが濃いと、写真をチェックする採用担当者の方に余計な情報を与えてしまいます。印象が下がるということは考えづらいですが、少なくとも好印象とはなりません。
背景以上に重要?好印象な写真写りのための4つのコツ
証明写真の背景色は印象を左右するうえで重要ですが、より重要なのは写真写りです。
写真写りをよくするためのコツは、スーツの身だしなみ、表情、姿勢、髪型の4つです。
1.スーツの身だしなみ
好印象な証明写真にするためのコツとして、まず自分の着ているスーツの身だしなみを整え、清潔感を出すことです。そのために以下の項目をきちんと確認しておきましょう。
- 就活のスーツは黒か紺を着用すること
- ふけやほこりがついていないか
- しわのないシャツを着用する
身だしなみがしっかりしていると「この人は身だしなみがしっかりしているので、仕事でも気が配れそう」という印象を与え、安心して仕事を任せてもらえます。
2.表情
好印象な証明写真にするためのコツとして大切な要素の1つが表情です。コツは歯を見せずに口角を上げて笑顔になることと目を大きめに開けることです。
表情についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
3.姿勢
好印象な証明写真にするためのコツとして姿勢を良くすることも挙げられます。
腰骨から背骨までまっすぐになるように座って撮影することを意識しましょう。
4.髪型
最後に、好印象な証明写真にするためのコツとして髪型を清潔感出るようにきちんと整えることが挙げられます。
男女それぞれで意識すべき点が異なるのでそれぞれ確認すべきところを確認しておきましょう。
髪型は服装同様に、だらしないと清潔感を損ねる要因となりやすい箇所です。気を抜かずに意識しましょう。以下の記事で就活の髪型について詳しく解説しているので気になる方は参考にしてください。
一番仕上がりのよい写真を撮るなら「写真スタジオ」
一番仕上がりの良い写真を撮るなら、やはりプロのカメラマンがいる写真スタジオの利用がおすすめです。
今では街中にあるスピード写真で簡単に証明写真を撮影できたり、スマートフォンでも簡単に撮影できる時代です。運転免許証やパスポート用の写真でササッと撮った人も多いと思います。
しかしスピード写真やアプリで撮影すると背景色を選べなかったり、好印象な写りになるように髪型や服装などの身だしなみについてもアドバイスもありません。
写真スタジオでは撮影のテクニックに加えて本人に合った髪型やメイクのセット、姿勢の指導など、綺麗に写るためのサービスが整っています。
たとえば、東京池袋・渋谷などにある人気の写真スタジオ「スタジオファン」の撮影プランを見てみます。
スタジオファンの撮影プラン(税抜価格) | ||
---|---|---|
プラン | 価格 | |
女性 | 男性 | |
フルメイク付リクルートプラン | ¥13,000 | ¥12,000 |
ヘアセット付エコノミープラン | ¥9,200 |
この撮影プランでは、最初にスタッフの方が撮影やヘアメイク、コーディネートに関する要望を丁寧にヒアリングしてくれるので、撮影後の「思っていたのとはなんか違う…」というようなことを解消してくれます。もちろんスタイリストやカメラマンは全員が経験豊富なスペシャリストです。
ぜひ一度スタジオファンの公式サイトを確認してみてはいかがでしょうか。
スタジオファンを確認する
証明写真の背景は白・青・グレー!背景色よりも写真仕上がりを追求しよう
いかがでしたでしょうか?今回の記事のおさらいをしましょう。
- 証明写真の背景色は、青・白・グレーがおすすめ
- オレンジなどの明るい色や濃いグラデーションは基本的に避ける
- 背景色よりも好印象に写るためにスーツ、表情、姿勢、髪型に気を付けるのが好印象に写るためのコツ
- 綺麗な写真を取るなら写真スタジオがおすすめ!
就職活動中は使う機会が多い証明写真。その目的は採用担当者が本人確認することですので、背景色は無難な色であればそこまで影響はありません。
それよりも好印象な写りになるような身だしなみや表情、加えて撮影場所を改めて意識してみましょう。撮影場所を写真スタジオに変えるだけで写真の仕上がりは大きく変わります。そうして内定に一歩でも近づける好印象な証明写真を手に入れましょう!
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